不動産トピックス

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2013.08.05 15:04

岩崎電気 人気のLED投光器が性能アップしてリニューアル販売
 岩崎電気(東京都中央区)は、平成22年より展開しているLED投光器「LEDioc FLOOD BLITZ(レディオック フラッドブリッツ)400Wタイプ・200Wタイプ」の高出力・高効率化を実施し、新たなラインアップとして発売を開始した。
 同社によると、これまでの「LEDioc FLOOD BLITZ」は、HIDランプ1000W~400Wの代替LED投光器として、屋外スポーツ施設や大型建造物のライトアップ、屋外駐車場などのエリア照明用で多数採用されていたが、高出力・高効率化を実現したことで、定格光束を最大22%アップ、消費電力を約6%ダウン(200W時)させることで、固有エネルギー消費効率を約10~20lm/Wアップまで改善し、HID投光器のリニューアル需要に対する提案を強化するという。
 同製品は反射鏡と前面カバーの組み合わせにより、狭角・中角・広角と3タイプの配光をラインアップ。ライトアップやサインボード照明、駐車場などのエリア照明をはじめ様々な用途に利用できる。また、水銀ランプやメタルハイドランプと比較して約3倍の寿命を持ち、高所に設置されたランプの交換の手間を省き、メンテナンスコスト削減を図ることができる。

エクソル コンパクトサイズの産業用パワコン リスク分散・低騒音運転を実現
  太陽光発電のメーカー、システムインテグレーター、サプライヤーとして全国で事業展開するエクソル(京都市中京区)は、メーカー機能強化の一環として、昨年7月に施行された再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)によって活況が続く国内の産業用太陽光発電のニーズに対応するため、低圧連系市場(10kWクラス)に向けた、出力4・0kW/変換効率95・5%のパワーコンディショナ「XL―PS40」の販売を開始した。
 太陽光発電システムや家庭用燃料電池を利用する上で、発電された電気を家庭等の環境で使用できるように変換するのがパワーコンディショナの役割だ。ソーラーパネル等から流れる「直流」の電気を一般家庭で用いられる「交流」に変換することで、通常利用が可能な電気にすることができるのだ。
 同製品は最大の特徴は、そのコンパクトさにある。産業用パワーコンディショナは大型のため、設置工事や設置後にリスクが高まる傾向にある。しかし、同製品は幅630mm×奥行き175mm×高さ379mmで、従来型の産業用の中ではかなり小型の部類になり、リスク分散が可能だ。また、電圧の異なる3つのインバータを組み合わせることで、電力損失を低減させた結果、30dBの低騒音運転を実現した。高い防水・防じん機能を有しており、集合住宅の外壁や屋外にも安心して設置できる。

長谷工リフォーム 長谷工リフォームがシート防水改修提案を強化
  長谷工リフォーム(東京都港区)は、既存マンションの屋上やルーフバルコニーのシート防水改修提案を強化することを目的に、新たに開発したシート防水用「ルーフドレン(雨水排水管)更生工法」を実施提案するとともに、保証期間が通常よりも1・5倍長い15年保証のシート防水改修を標準提案し、安全・安心なリフォームを推進していくという。さらに大規模修繕工事において屋上等のシート防水改修をはじめ、新築物件と同等の機能や設備を持たせる「改修工事」や、10年先を見据えた「バリューアップ改修工事」の提案を合わせて進めていく。  シート防水工法は防水性、施工性、コスト等に対する評価が高く、
様々な躯体構造や用途に適応する。同社では専用の固定技術、部材を開発しており、RCだけでなく、PC板、ALC板、折板、瓦棒等さまざまな構造下地に対応することが可能だ。また、防水層の下に断熱材を敷設することで、外断熱施工も可能だ。熱損失の低減による省エネ化や室内結露、騒音の低減を実現し、真夏の直射日光や厳冬期といった厳しい気象条件においても躯体を保護してくれる。




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