不動産トピックス

編集後記

2013.09.02 12:07

 今号の取材で大久保エリアをくまなく歩いてみた。街には韓国から来日し、商売を通じて韓国の魅力を伝えようという方を沢山見かけた。日本人の買い物客や観光客は韓流の芸能・文化を愛し、グッズショップの店先などは多くの笑顔であふれていた。一方視点を国家レベルに広げて見てみれば、依然として互いの表情は硬い。他者を深く知ることは、その者の悪い面も知るということだ。言語や文化の違いも関係なく人々が交流する様子を見ていると、国同士が相手を「知る」のではなく、「理解する」間柄になる日は近いのかもしれないと期待せずにはいられない。(鵜野)




週刊不動産経営編集部  YouTube