不動産トピックス
編集後記
2015.03.30 13:39
東北サミットの開催を無事終えた。毎回思うのだが、地方都市によってビル経営戦略が異なるのが面白い。仙台の特徴は、「差別化戦略は局地戦」という点だ。東京や福岡など賃貸市場が活発であれば、他のビルとの差別化が重要だ。しかし仙台の平均空室率は10%前後、空室のビルが多数存在する。だからこそ、相対的な差別化ではなく、「オンリーワン」となるための局地的、絶対的な差別化が必要であるという。その点、唐突であるが新日本プロレスを目指すのではなく、「オンリーワン」の「みちのくプロレス」を立ち上げたグレートサスケ選手の考えは圧倒的に正しい。(浅田)