不動産トピックス

編集後記

2015.05.18 10:03

 先日、訪問先で面会するはずの方がまだ帰社していないと告げられた。理由は電車の遅延であった。異なる路線の相互乗り入れで利便性の向上を図る、というのは最近よく見られるサービスだ。使い勝手が良くなることは望ましいことである一方、遅延等が広範囲に及んでしまう副作用も生んでいるようだ。毎日利用する「新橋」駅では、これまでなかった「宇都宮」や「水戸」といった行き先表示を見慣れるようになった。夜の駅は赤ら顔のサラリーマンであふれているが、「寝過ごせば、どこまで連れていかれることやら」と、これまで以上に緊張感に満ちている。(鵜野)




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