不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2016.05.23 13:18
■新宿歌舞伎町内に立地する「新宿シネシティ広場」にて、4月8日に「新宿シネシティ広場リニューアル祝賀イベント」が開催された。
同イベントは、以前の広場に見られた劣化箇所や段差等の改修を目的として行われ、今年3月に終了した。同広場がフラットになったことで、様々なイベントが開催しやすくなった。
リニューアル祝賀イベントでは、東京消防庁音楽隊と東京消防庁ガラーズ隊による演奏パレードが実施。その後は、歌舞伎町内に事務所を持つ吉本興業所属の芸人の方々に盛り上げて頂いた。
歌舞伎町タウン・マネージメント事務局長の橋口敏男氏は「今後も同広場にて、継続してイベントを行う予定です。皆様も是非、参加して下さい」と語る。
■熊本の空き家管理・空き地管理サービスを提供する空き家管理舎グループに所属するワコープラス(熊本県菊池市)は、熊本県の空き家の状況を所有者に報告する「巡回管理サービス」を提供しているが、熊本地震に伴い、同サービスを1回のみ無料で提供する。今回の熊本地震を経て、被災した人がいない家や店舗、事務所などを狙った空き巣が多発している現状や、空き家の漏水・漏電が復旧作業の妨げの原因になっていることで、改めて空き家管理の必要性を感じたという。
■中野エリアにて「丸由ビル」を保有している丸由(東京都中野区)の代表取締役である庄子典寿氏はベトナムのホーチミンに事業視察に月1回訪れている。 同氏は王将や丸亀製麺といった日本の飲食店やそのほかにはイオンや高島屋といった企業も進出しているベトナムの活気に魅力を感じているという。
■明治37年に創業の文房具専門店の伊東屋(東京都中央区)は昨年6月、銀座にある本店をリニューアル。モノを買う店舗から様々な体験のできる過ごせる店舗へと生まれ変わった。地下1階から8階までを店舗として運用し、10階はビジネスラウンジとして貸しスペースを提供できる場としている。スイスのVitra(ヴィトラ)社製のデスクやイスで統一されたラウンジは上質な空間を演出。また、11階では水耕栽培を行っており、出来上がった野菜は12階の同社が運営するカフェで使われている。
空間事業室主任の米村昌弘氏は「文房具販売の現在の主流はネット販売になっているのは否めません。当社としては差別化を図り、ブランディングすることを目標としています。本店はそれを体現できる場所としています。来て見て楽しい空間を作り、当社の製品を手に取ってもらえるようにできればと思います」と話す。