不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2016.06.06 10:18
■今年5月、ESCO推進協議会(東京都千代田区)は、法人名を変更。「ESCO・エネルギーマネジメント推進協議会」として新たなスタートを切った。国の長期エネルギー需給見通しの達成、また、COP21の削減目標達成のためには、エネルギー効率を向上させる設備の導入に加えて、既存設備の効率的な運用による省エネルギーの推進を含めた、エネルギーマネジメントの実施が重要度を増している。今後国内において省エネをさらに推進していくためにも、ESCO事業とエネルギーマネジメント事業が一体的・一元的に推進され健全な形で発展するよう、同協議会の組織改訂を検討する必要性があり、会員の事業活動の実態に即してエネルギーマネジメントを強く打ち出した名称にした。
■昨年11月にオープンした「徳真会QUARTZ TOWER」の9階~12階にある多目的イベントスペース「クオーツギャラリー」の利用者が、昨月で50組を突破した。
「クオーツギャラリー」は「渋谷」駅と「表参道」駅からのアクセスが良く、東京の街を一望できる開放感あふれるガラス張りのイベントスペース。9階~12階までの4フロアを用途に合わせて利用でき、1フロアのみの利用から、10階~12階の内階段を使用した3フロア一括での利用も可能である。10階~12階の各フロアにはパントリーを導入し、ケータリングにも対応できる設備を完備した。
「クオーツギャラリー」を運営するゼネラル(新潟県新潟市)広報企画室の山口美紀氏は「新商品発表会や展示会、撮影会、研修会、懇親会、パーティ使用等といった様々なイベントで使用されています。特にギャラリーから見ることができる夜景は利用者から大変好評で、様々な撮影に支持されております。これからも渋谷・青山・表参道の新たな情報発信基地として、お手伝いできればと思います。ぜひ、お気軽にお問い合わせください」と語った。
■東京都港区では「ビル管理における省エネ運用の支援事業」として省エネ運用の改善を希望する業務系ビルを募集している。
ビルの管理運用方法の改善策やその省エネ効果等を整理して、省エネ診断、省エネ運用計画の策定からビルオーナーとビルメンテナンス担当者との話し合いまでを支援する専門家を派遣することでビル管理における省エネ運用の改善に向けた具体的な取り組みを促進していく。
対象となるのは区内に所在する業務系ビルで年間のエネルギー使用量が原油換算で1500キロリットル未満で延床面積が概ね3万㎡未満。ビルの運用管理を第三者(ビルメンテナンス事業者)に委託していることが条件。費用は無料となっている。募集数は先着で4棟まで。
申込先は港区環境課地球温暖化対策担当までとなっている。