不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2016.06.20 16:51

■収益用不動産の売買、仲介、賃貸管理を行う武蔵コーポレーション(さいたま市大宮区)は今月26日に埼玉県立武道館で行われる第47回埼玉県小学生学年別柔道大会(兼第13回小学生学年別柔道大会県予選)に特別協賛し、「武蔵コーポレーション杯」として開催することを発表した。大会は7月9日19時よりテレビ埼玉で放映される。
■平成27年度の年間訪日外国人旅行者が2000万人を突破するなか、SAATS(東京都港区)は訪日外国人旅行客、国内旅行客に対して荷物預かりサービスおよび自転車レンタルを提供する貸し手である「コンシェルジュ」と借り手である「ゲスト」のシェアリングマーケットプレイス「tempGrab(テンプグラブ)」を15日にリリースした。

■企業のグローバルウェブサイトのプロジェクト管理支援を手がけるアカラグ(横浜市中区)は15日より、訪日外国人旅行者の英語対応を支援する英語コンシェルジュアプリ「プレスバウンド」の提供を開始した。
 「プレスバウンド」は英語での外国人旅行者対応においてワンランク上のホスピタリティを提供したい、簡単な通訳や英語の文章作成を気軽に依頼したい、といったニーズにも応えられる。 

■建物のライフサイクルの中で、改修が必要になってから工事を行うのではなく、劣化が始まる前からの対策「劣化予防」を推奨するビーアールエス(東京都台東区)の大竹利忠社長。同社が手掛ける東京・銀座の某オフィスビルの外壁改修工事が、間もなく終了となる。大竹社長は時間を見つけては工事現場に足を運び、その様子を見守ってきたという。先週半ばに建物を覆っていたカバーシートが撤去され、「残る工事箇所は屋上部分のみです」と満足げに語った。


■百戦錬磨(仙台市青葉区)池田泉州銀行(大阪市北区)、阪急電鉄(大阪市北区)、南海電気鉄道(大阪市中央区)および池田泉州キャピタル(大阪市北区)が共同で出資した「SI創業応援ファンド投資事業有限責任組合」(略称、「SI創業応援ファンド」)からの資金調達を4月28日付で実施しているが、今般、関西の営業拠点を開設したと9日に発表した。
 同社では大阪をはじめとする関西圏を重要市場のひとつと位置づけており、今回の資金調達で更なる経営基盤強化を図るとともに、関西圏でのサービスの本格展開を加速させる意向だ。

■秋葉原から45分で訪れることができるようになり、以前よりも身近に感じられるようになった学園都市つくば。
 つくばエクスプレスに伴う開発に期待している地元の不動産関係者は多く「研究学園」駅周辺にて不動産業を営んでいるつくばデザイン不動産の北島亨氏もその一人。元々は地元の大手不動産業者に勤めていたが、不動産オーナーや急速に発展していくつくばを見ている中で自分でも貸ビルを始めたいとの思いから「TOCO BLDG」を建設し、同社を設立した。
 北島氏は同エリアについて「現在のつくばではマンション等の住宅の需要が伸びており、県内の他地区から流入者も増加している非常に活気が溢れている有望なエリアだと考えています。今後は「研究学園」駅から東京に向かうエリアでの開発が考えられており、更なる発展が期待できます」と話す。




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