不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2016.06.20 16:50

■エネルギーマネジメントおよびオートメーションのグローバルスペシャリストであるシュナイダーエレクトリック(東京都港区)はAPCブランドの公式オンラインショップ「ShopAPC」のサイトにおいて8月25日までの期間、UPS(無停電電源装置)のバッテリーが10%オフになるキャンペーンを行っている。 UPSは突然の停電や雷などの電源障害時にパソコンやストレージ、ネットワーク機器に一定時間電力を供給するもの。しかし、UPS環境を整えていてもバッテリーが劣化していると本来の性能を発揮できない場合がある。今回、気象庁で観測された落雷時期である7~8月の期間、UPSのバッテリー購入キャンペーンを実施しUPSのバッテリー状態の確認を促している。

■建築環境・省エネルギー機構(東京都千代田区)は7月27日(13時30分~16時40分予定)に「第16回CASBEE公開セミナー」を実施する。
 CASBEE(キャスビー)は建築物の環境性能を総合的観点から評価するシステムとして、国内の建設会社や設計事務所等で広く活用されている。今回のセミナーでは、建築物省エネ法に対応した2016年版のCASBEE―建築(新築)、戸建(新築)などのツールの内容と、東京オリンピック・パラリンピックに対応したCASBEE―短期使用の改訂、現在新たに開発を行っている、住まいや暮らしの自然災害への対応度をチェックする「CASBEEレジリエンス住宅チェックリスト」の内容等について解説する。
 会場は住宅金融支援機構「すまい・るホール」(文京区後楽1―4―10)、参加費は1人4000円。


■森ビル(東京都港区)は今月21日~7月7日の期間、環境への取り組みの一環として、環境省が推進する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に賛同し、管理運営する施設やオフィスビルにおいてライトダウンキャンペーンを実施する。
 期間中「虎ノ門ヒルズ森タワー」、「六本木ヒルズ森タワー」など、管理運営施設39棟で装飾照明や景観照明など共用部の照明を消灯し、地球温暖化防止に努める。「夏至の日(21日)」と「七夕/クールアース・デー(7/7)」は特別実施日として、同社就業エリアだけでなく、オフィステナントにもライトダウンキャンペーンへの協力を依頼し、施設全体で消灯に取り組む。また「六本木ヒルズ」や赤坂・虎ノ門エリアの一部店舗では、「ハッピーアワー」を実施し、オフィスワーカーの早期退社の協力により、オフィス照明の早期消灯を目指していく。オフィスエリアでの消灯や減灯を推進することで期間中に削減できる照明の電力量は約2万5000kWhとなり、約13トンのCO2排出量の削減(スギの木約900本のCO2年間吸収量に相当)に繋がるという。




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