不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2016.07.18 16:58
■貸会議室運営会社大手のティーケーピー(東京都新宿区)は、タニタ(東京都板橋区)と協働し「会議も研修も健康あってこそ。」をテーマに、働くビジネスパーソンを応援するケータリング弁当「タニタ食堂監修弁当」を20日に、東京都および横浜市内のTKP貸会議室の利用者に向けて発売する。
新たに発売するメニューは5種類。タニタ食堂のレシピを弁当用にアレンジした。いずれも米飯、主菜、副菜2品で構成され、栄養バランスに配慮しつつ野菜をふんだんに使い、1食あたり500kcal前後、塩分は3g前後としている。販売価格は1折1250円(税別)。初年度5万食の販売を計画。ティーケーピーは「会議室の利用者向けケータリング弁当のラインアップに『タニタ食堂監修弁当』を加えることで健康的な食事に対するニーズに応えてまいります」としている。
タニタが貸会議室利用者向けのケータリング弁当のメニュー監修をすることは今回が初。
■北海道から沖縄まで、アパホテルネットワークとして全国最大の372ホテル6万1590室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(東京都港区)は14日、千代田区・神田駅前でホテル開発用地を取得したことを発表した。取得会社はアパホーム。
開発用地は東京都千代田区鍛冶町2丁目18―13他(地番)。公簿面積316・86㎡。東京メトロ銀座線「神田」駅より徒歩2分、JR「神田」駅より徒歩3分、都営新宿線「岩本町」駅より徒歩3分等、4駅9線が利用可能で至便な「駅前立地」に位置する。土地取得後は地上13階、延床面積約2100㎡、客室数142室の「アパホテル神田駅前」を建設予定だ。
アパグループは平成22年4月に出店戦略「SUMMIT5(頂上戦略)」をスタート。東京23区内の直営ホテル数のみで59棟1万4492室(建築・設計中を含む)を達成した。平成27年4月にスタートした「SUMMIT5―2.(第二次頂上戦略)」では、国内は東京都心から地方中核都市へと展開を広げ、海外では6月20日にニューヨーク近郊で海外第一号ホテルとなる「APA HOTEL WOODBRIDGE」が開業。平成32年(2020年)3月末までにパートナーホテルを含む10万室展開を目指すという。
■管理会社も新電力に注目している。伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)は5日、東京ガス(東京都港区)の協力により、東京ガスの関係会社である扇島パワー(横浜市鶴見区)が運営する発電所等の見学会を実施した。今年4月からスタートした電力自由化について勉強するため、伊藤忠アーバンコミュニティのマンション管理担当者が発電所「扇島パワーステーション」を訪れ、電力供給の仕組みを見学。また、電力の源である天然ガスの供給拠点である扇島LNG基地も訪れ、LNGを貯蔵、気化する最新技術の説明を受けた。同社は「今後もこのような研修を通じて、従業員の知識と見識を高め、よりよい不動産管理・ 運営サービスご提供のための人材育成に努めてまいります」としている。