不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2016.07.18 16:55

■コワーキングスペース茅場町「Co―Edo」では先月23日より3つ目のフロアとなるセミナールームをオープンした。
 平成25年1月のグランドオープン以来、多くの勉強会・セミナー主催者に活用されてきたコーワキングスペース茅場町「Co―Edo」は翌年11月には2フロア目「4F」をオープンさせました。その前後より定期的に開催イベントも増えてきており、現状では勉強会の半数以上リピート利用となった。同時に、毎回キャンセル待ちが出るイベントも増えてきている。
 同施設を運営するダイレクトリサーチジャパン(東京都中央区)代表取締役の田中弘治氏は「様々な試みを行ってきましたが、当社が入居する『PAビル』の3階テナントが移転となり、フロアを利用できることとなったので問題解決のために増床を決断しました」と話す。
 今後は簡易のステージやフリードリンクの導入も検討。更なる快適な環境を追及していく。

■後付け型スマートロックを販売しているフォトシンス(東京都品川区)が、今月7日にスマートロックロボット「Akerun Pro」の開発を発表し、23日より順次販売を開始する。
 フォトシンスは昨年3月にスマートロック「Akerun」を販売し、急激に増加するオフィス・事務所での利用ニーズに応えるべく、多人数が出入りするオフィスでも手間をかけずに使用でき、より正確なセキュリティ管理を可能にするプロダクトの開発に取り組んだ結果、今回の「Akerun Pro」の開発及び発表となった。
 「Akerun Pro」はスマートロックでは初めてNFC(近距離無線通信)対応ができ、IoTプロダクトとしてオフィスの効率化にも成果を上げることが可能。インターネットに接続することで、入退室における様々な機能を追加することができる。また、専用の管理画面で入退室履歴を基にした分析結果を活用し、オフィス環境の改善・向上も行える。
 更には電池容量も、多人数が出入りするオフィス設置に対応できるよう従来に比べ2倍に増加。ACアダプタによる外部給電、停電時のバッテリー駆動にも対応できるので、電池切れの心配も無くなった。




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