不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2016.08.29 10:40
■区分オフィスを取り扱うボルテックス(東京都新宿区)は29日、事業拡大に伴いオフィスを移転した。移転先は千代田区富士見の「飯田橋グラン・ブルーム」22階。オフィス・商業・住宅・教会が一体となった複合開発で、オフィス・商業棟は地上30階地下2階の高層ビル。平成26年10月に開業した。従前までのオフィスは西新宿の「西新宿キムラヤビル」9階・13階。
■JR西日本グループで資産管理、不動産開発事業などを行うJR西日本不動産(兵庫県尼崎市)は10月1日に滋賀県「大津」駅に商業施設「ビエラ大津」を開業すると発表した。建物規模は地上2階、施設面積約2230㎡。
「通りすがる駅から立寄る駅に」をコンセプトにバルニバービ(大阪市西区※大阪本部)が運営するレストラン・簡易宿泊施設「THE CALENDAR」をはじめ、大津の魅力を発信する観光案内所や滋賀の味覚を味わえるレストラン、駅の利用客のデイリーニーズに対応したカフェやコンビニ等で構成。
JR西日本グループでは大津駅リニューアル計画として、同施設の開発に加え、駅コンコースの美装、案内サインやトイレの改良、そして大津市と協定を締結した駅舎の外装改修を進めてきた。今回のリニューアル計画の完了で「大津」駅のイメージを一新し、地域住民や観光客に立ち寄ってもらえる「集いの場」を提供するとともに、大津の魅力を発信する新しいランドマークを目指すという。
■世界最大のレンタルオフィスプロバイダーであるリージャス・グループの日本法人、オープンオフィス(東京都港区)は、起業家の支援を積極的に進め、今後さらなる経済発展が期待される新潟市に「オープンオフィス新潟」を11月に開設すると発表した。信越地方で初めての拠点となる。
政令指定都市である新潟市には、業界内で高いシェアを持つ優良企業の本社や企業の支店・営業所が拠点を置き、東京から上越新幹線で約1時間分、また新潟を中心に北陸自動車道、磐越自動車道、日本海東北自動車道などの高速道路が放射状に広がり、交通の利便性の高さから日本海沿岸都市の統括拠点となっている。
今回、開設する「オープンオフィス新潟」は、新潟市役所や地元の老舗企業、大手企業の支店、営業所が集中する新潟経済の中心地、古町エリアに位置しており、古町エリアのメーンストリートである柾谷小路に面したオフィスは24時間いつでも利用可能。ビジネスの拠点として多様なワークスタイルをサポートする。日本リージャス(東京都港区)とオープンオフィスの代表取締役カントリーマネージャーの西岡真吾氏は「新潟市は『Uターン』や『Iターン』などによる新潟市への移住を『HAPPYターン』として、積極的に支援を行っています。その取り組みの中で、起業家に対しても様々な創業支援を推進しているエリアです。そのような新潟市の中心地に今回開設する『オープンオフィス新潟』が起業家の方だけでなく、士業・営業所・支店などあらゆるオフィスニーズに対応し、新潟の新たな経済発展の一助となることを期待しています」と述べている。