不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2017.05.01 13:47
■東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅に「溝呂木産業第二ビル」を所有する溝呂木産業代表取締役の溝呂木佑樹氏は「不動産市況を知れる機会は貴重で、そのようなセミナーがあれば出来る限り参加している」と話す勉強家で弊社ビル経営サミットにも積極的に参加している。27日に行われた「ビル経営サミットin東京」には所用で参加できなかったが、これまで大阪、福岡、広島など地方サミットにも参戦。サミット終了後は観光を楽しんでから帰京している。ビル経営サミットで不動産市況を知り、自身の眼と足で理解を更に深めているようだ。
その溝呂木氏にビル経営サミットの開催希望地を聞くと「沖縄・那覇がいいですね」と笑顔で回答。那覇エリアには不動産市況として「魅力的」との声も少なくなく、実際に物件を探しているオーナーもいる。同氏の知識欲が高まるのも当然といったところか。
ちなみにサミットの開催地としての実績に那覇は1回だけだがある。さて溝呂木氏の希望に応える日はいつ来るか。
■飯島興業(東京都渋谷区)では社員として4名雇っているが、来年には退職を迎える従業員がいるため現在、新たな社員を募集している。
専務取締役の飯島朋央氏は「中途採用での人材確保を検討しています。採用人数は1名です。ネット求人サイトに登録して募集をかけています」と話す。
年代としては30代~40代の人材。採用後は研修日誌を毎日記入し、何を誰から教わったかを飯島氏が毎日チェックするようにしているという。業務としては日常的な点検や空気環境測定、工事の立ち会いなどとなっている。ビル管理における資格を保有している人を積極的に採用したいとのこと。興味のある方はぜひ!
■「町田」駅に立地する「内藤ビル」の内藤太郎氏。同氏はかつて時計店に勤めていた経験を生かして、同ビルで買取業「お金のなる喜」を運営している。お客さんには様々な人が来ているようだ。そのためどうやら悩みを聞くことも仕事のひとつになっているようだ。
「時計の修理の時間に雑談をしていると、色々な悩みなどを話してくれる人が多くいます。その悩みひとつひとつについて話すとき、私はサラリーマン時代も様々な引き出しをつくったことが今でも役立っているのだと思います」(内藤氏)
「お金のなる喜」ののれんをくぐるお客は途切れることがなさそうだ。
■京王線「府中」駅から徒歩5分の場所に位置する「清水ビル」の1階には不動産会社が入居している。このテナントとオーナーである清水明氏は同ビルの竣工時からのつきあいで、リーシングや管理についても担ってくれている、いわば欠かすことのできないパートナーだ。
清水氏とこの不動産会社はもともとは知り合いではなかったというが、入居してから意外な縁があったことが判明したという。「それは、私のいとこと不動産会社の人がじつは結婚していたというものです。これは本当に偶然で事前には知らなかったことなので、人の縁は不思議なものだとつくづく思いました」と清水氏は語った。