不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2017.05.01 13:46
■空調設備に設置されフィルタはプレフィルタ、中性能(メイン)フィルタの2枚を組み合わせて使用するのが一般的でプレフィルタは3カ月に1度の頻度の洗浄作業が必要であり、中性能フィルタは1年に1度の頻度で交換が必要である。これに対しユニパック(埼玉県川口市)の松江昭彦社長は「2つのフィルタを組み合わせて使用するのが一般的になったのは、大気汚染が深刻化した1970年代のこと。環境規制が厳格化した現在でも、フィルタを製造・販売する主要メーカーは約50年間変わらずに同じフィルタを製造・販売し続けています」と述べる。同社が開発したプレ・メイン一体型フィルタ「薫風」は、現在の空気環境に即した製品として数多くの物件で採用され、更に改良を加え誕生したプレ・メイン兼用型フィルタ「涼風」は天井カセット式空調のフィルタの代替品として使用できる製品だ。フィルタの洗浄・交換によるコスト負担を軽減し、機器の負荷低減で省エネにも役立つ製品として、オフィスだけではなく幅広い建物で着実に採用実績を伸ばしている。
■オフィス街・丸の内に屈強な男たちが集う!
大手町・丸の内・有楽町 仲通り綱引き大会実行委員会は5月15日から17日の3日間と19日に、「大手町・丸の内・有楽町 仲通り綱引き大会」を開催する。このイベントは1チーム10名(女性1名以上の参加が必須)、総勢240名が参加し、3日間で丸の内・大手町・有楽町の各エリアにおいて予選を実施。勝ち抜いた精鋭チームによる決勝戦が丸の内仲通りの「丸の内ビルディング」前で行われる。
優勝チームはエキシビションマッチとして、プロレスリング・ノアに所属する現役プロレスラーとの対戦も予定されている。普段はビジネスという戦場で活躍するオフィスワーカーたちの活躍を観戦してみてはいかがだろうか。
■先月17日に日本橋本町3丁目に新築された「Clip ニホンバシビル」へ移転・新装オープンした三井不動産(東京都中央区)の運営するコワーキングスペース「31VENTURES Clip ニホンバシ」。
名前は「Clip ニホンバシビル」だが、同ビルの新築には2階・3階部分に入居する超小型人工衛星を開発するベンチャー企業であるアクセルスペース(東京都中央区)の動向が一役買っている。
というのも、もともとアクセルスペースが移転を検討していたアクセルスペースの要望に見合ったビルが存在せず、それに対応したビルとしてもともと三井不動産が所有していた土地に作られたという側面が「Clip ニホンバシビル」にはあるのだという。