不動産トピックス

第19回不動産ソリューションフェア注目の講演・出展企業紹介

2017.10.09 14:46

セミナー「長期安定ビル経営のための、すぐに役立つ7つの実行ポイント」10月17日14時10分~15時G会場
 不動産経営のコンサルタントであり「不動産経営実務の専門家」として、弊紙コラム「ビルオーナーが知っておきたい 繁盛しつづけるビル経営の勘所」で御馴染みのリアルエステート・アドバイザーズ(東京都千代田区)代表取締役社長の釜口浩一氏が、今年もセミナー講演を実施する。
 釜口氏のセミナー講演といえば、昨年の不動産ソリューションフェアにおいて行った「築年が古いビルを見直す3つの選択、そのポイント」が聴講者から非常に好評であったことが記憶に新しい。たくさんの不動産オーナーが来場し、個別で相談した人も見られた。今回は更に「3つの選択、そのポイント」から、「すぐに役立つ7つの実行ポイント」へとポイントの数を増加し、セミナー内容もグレードアップ。所有する物件で今後も稼ぎ続けたいオーナーにとっては、必見のセミナーである。
 講演者の釜口氏は「長く安定した賃貸ビル経営を続けていくためには、様々な取り組みが必要です。これらは管理会社に任せている方もいるでしょうし、自社で取り組んでいるかもしれません。今回は、集客から日々の運営という、テナントに近い部分から経営の核心までの幅広いビル経営の分野の中から、早ければ1カ月で可能な、即効性の高い、ビル経営における7つのポイントを伝えます。基本的なことではありますが、だからこそ、自社ビルでこれらが出来ているか、出来ていなければ一つでも手掛けることで、何らかの効果が上がる可能性が高いです」と今回のセミナーの見どころについて語った。

セミナー「J-REIT市場のトレンドと株式市場」10月16日15時20分~16時10分G会場、10月17日16時30分~17時20分F会場
 東証JASDAQ上場の企業で東証1部上場の小林洋行グループのフジトミ(東京都中央区)が、今回初めて「不動産ソリューションフェア」に出展する。
 フジトミは創業65年の歴史を持つ金融企業で、「くりっく365」や「くりっく株365」といった金融商品取引と商品先物取引などを中心に生損保険の保険代理店業務、金地金の販売、LED照明などの販売、不動産賃貸業及び宅地建物取引業を行っており、特に「くりっく株365」や「くりっく365」、「商品先物取引」のオンライン取引とコンサルタント取引を提供していることで知られている。なお、今回の出展では特に「くりっく株365」のPRを行う予定だ。
 また同社は「J―REIT市場のトレンドと株式市場」と題したセミナーを2日間にわたり実施予定である。セミナーの講師はNPO法人日本テクニカルアナリスト協会の検定テクニカルアナリストで、国際テクニカルアナリスト連盟の国際認定テクニカルアナリストである山口哲也氏が登壇する。
 日経CBNCや東京MXテレビなどで御馴染みの山口哲也氏が、現在と今後のJ―REIT市場及び株式市場の動向について講演するかたちだ。少しでも興味を感じた方は、この機会を逃さないほうが良い。

住商ビルマネージメント ビル管理にプラスアルファの提案
 「人が豊かになれる都市環境を創る」をスローガンに掲げる住商ビルマネージメント(東京都中央区)が不動産ソリューションフェアにブース出展を行う。
 住友商事(東京都中央区)のビル管理会社としてエス・シー・ビルサービス(東京都中央区)、エス・シービルサービス西日本(大阪市中央区)、住商インテリアインターナショナル(東京都中央区)の四社一体体制で大規模ビルから中小ビルオーナーにまで管理ソリューションの提供を行っている住商ビルマネージメント。2017年は同社にとって新規事業の発表が多くあり、住友商事の物流施設「SOSiLA」シリーズの管理受託、コワーキングスペース運営、遊休土地活用のコインパーキング事業参入、神田まちづくりイベントの企画などを続々と果たした。
 「これまでのビル管理のノウハウを生かしたこれらの展開は、当社にとって新しいソリューションの提供、オーナーへの提案にもつながるものと考えています。従来より行っているソリューション事業(バリュースペック、屋上芋緑化、清掃ロボット等)と併せて提示することで、『住商ビルマネージメントだからこそできるご提案』を来場者の方々に感じていただきたいと考えています」(戸田氏)
 ビル管理業界の市況は厳しい。少子高齢化、人口減少が進むなかで日本の市場の限界を感じてか、海外進出を図るケースも増えている。また戸田氏は「一般入札になった場合、ブランド力だけで太刀打ちしていくことは不可能で、これまでのビル管理にプラスアルファの提案ができなければ、業界を生き残っていくことは難しいのではないか」とも投げ掛ける。
 住商ビルマネージメントの「プラスアルファ」とは何か。その答えはブースにある。

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