不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2018.01.15 11:38

■新宿区内で不動産仲介・管理業務を行っているパークスエステート。専務取締役の新野義弘氏は以前まで業務で管理ビルを巡回する際は、社用の軽自動車を使用していた。しかしビル管理はいつ何時も緊急時に対応できる体制を構築する必要がある。そこで同氏は三輪バイクを購入し、より迅速な対応に努めている。
 「小回りが利く移動手段を採用することで、業務にも小回りが利くようになりました。都心は細い路地が非常に多いので、軽自動車では渋滞で数十分を要していた場所でも数分で到達できるようになりました」(新野氏)
 いち早く現場に駆け付けトラブルに対応したいと話す一方で、新野氏は「安全運転が第一。バイクを使用するスタッフには月に一度講習会を開いて事故予防を啓もうしています」と話す。

■交番の存在は誰にとっても心強いものだ。身近なところでは落し物や、方向音痴の人間にとってはもっぱら道案内でお世話になることが多いが、交番のお巡りさんはやはりまず何より治安を守る警察官。
 大宮駅の交番で初訪問の建物への道順を聞いた時のこと。20代前半と思われる若いお巡りさんが「歩いて15分くらいですかね、ここをまっすぐ行って左に」と丁寧に説明下さっている最中に交番の目の前、しかも駅の敷地内を若い男性が乗った自転車が走行してきたではないか。ルール違反の自転車に気付いた瞬間にはお巡りさんは後を追い走り出した10mほど追いかけたところで自転車の男性は降り、お巡りさんから厳重注意。あっという間の出来事であったが瞬時に判断し追いかけたお巡りさんの行動に通行人も「現場を見た!」「かっこいいー!」の声が上がった。日頃は道に迷ったときにお世話になるくらいの接点だが、いざというときにも心強く頼りになる存在だと再認識。いつもありがとうございます。

■横浜エリアで貸しビル業を行っているうえ平産業の代表取締役・三石重克氏。普段は移り変わりの激しい時代の流れをしっかり見極めながら経営に精を出す同氏だが、週末は趣味と家族サービスに時間を費やしている。  「週末は午前中から昼すぎまでテニスで汗を流して、夕方からは家族と麻雀をしています。仕事と趣味と家族サービスは同じくらい大切なもので、どれも決して中途半端に取り組んではいけません。若い頃は仕事ばかり頑張っていましたが、年齢を重ねるにつれ人生のどんな面もかけがえのない時間に思えてくるのです。健康に気をつけながら、今後も仕事・趣味・家族とバランスを取った生活をしていきたいです」(三石氏)
 上手くバランスを取りながら生きることは容易ではない。だからこそ三石氏のようにどれも情熱をもって取り組む姿勢が重要なのだろう。

■ペット×不動産は今後のテーマとなりそうだ。あるデベロッパーはペットと泊まれるホテルを運営。エストプロデュース(横浜市中区)はペットと住める住宅の展開を狙う。「飼える」だけではないメリットがあるようで、公開が待たれる。




週刊不動産経営編集部  YouTube