不動産トピックス

編集後記

2018.03.05 12:44

 「個々人にとって良いことも、全員が同じことをすると『合成の誤謬』により悪い結果を生むことが往々にしてあります」今号3面のコラム、小西均氏の言葉だ。金沢ではホテルに過剰感が出てきているという。現況はまだ「ホテルブーム」、そのなかでも昨今のニーズを掴もうと「体験」を取り入れるケースもある。その一方で、相変わらずビジネスホテルも多く竣工する。ホテルとしのぎを削ってきた「民泊」の運営代行会社は新法における営業日数「年間180泊」に嫌気がさし、簡易宿所やホテル運営に転向する向きも。華麗な経営判断と言うべきか、節操なしと言うべきか。(萩原)




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