不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2018.03.19 10:36

■不動産鑑定士の今村周二氏は、京都府福知山市の出身である。「京都」駅から特急列車で1時間余りに位置する福知山市は古代日本の伝説に残る酒呑童子のふるさととして知られている。人々を苦しめた鬼も、現代では町おこしを盛り上げるイメージキャラクターとして採用されている。
 「私は東京で不動産鑑定事務所を開いて20年ほどになります。学生時代に福知山の街を出てしまいましたが、福知山では毎年秋になると酒呑童子にちなんだまつりが開催されています。地元に帰るのは年に数度ですが、こうした話題を耳にするたび、地元への思いが強まります」(今村氏)
 学生時代は大阪で過ごし、卒業後は就職のため上京したという今村氏。かつての同級生の中には、福知山の地元企業や市役所で勤務する者もおり、現在でも交流があるという。将来は地元・福知山に移住し、地元に貢献できる活動を展開したいと今村氏は豊富を語った。

■信託というと、「○○信託銀行」がまず連想されるのではないだろうか。信託は、大切な資産を大切な人へ渡すため、信頼できる第三者に託すことを指す。不動産という資産を持つ者にとっては非常に身近な存在といえるだろう。国のいわば「お墨付き」を得てこのような信託業務を行っているのは、前出した信託銀行など64社のみ。昨年、しあわせパートナーズ信託(東京都港区)が国内64番目の信託業者として金融庁の登録を受け、営業を開始した。現在では「民事信託」という言葉が一般化しつつある。64社のみに認められた「商事信託」と「民事信託」は何が違うのか。それぞれの特徴やメリットについて、次週の弊紙ではしあわせパートナーズ信託の樺澤智生社長へのインタビューをもとに解説していく。

■風水環境事業などを行うアマラ(東京都世田谷区)が3月10日、エンライトメントハート・コーポレーション本社サロンにて月例セミナーを開催した。会員限定で行われる同セミナーでは冒頭「運は存在する」というVTRから始まり、同社理事長の松永修岳氏が近年起こった様々な運・不運にまつわるニュースや事例を紹介。特に約2年前インド北部のウッタルプラデシュ州の結婚式で、祝砲が花婿に当たり死亡した事件は運の存在を認めざるを得ない衝撃的なニュースだった。
 その後もデトロイトコンサルティング&テキサス大学の研究で「成功は75%の運と25%の実力」と成功には運が大きく関与していることが紹介され、松永氏が運をどのように引き寄せ蓄えるかなどをレクチャー。最後は松永氏と親交のある新日本プロレスの棚橋弘至選手のサイン入りTシャツが新規の会員にプレゼントされ、運の向上を祈願した。当日集まった会員は約50名。運にまつわる興味深い話に、セミナー終了後拍手が巻き起こった。入居者や訪問客など不特定多数の人が出入りするビルは、いつどんな事件が起きてもおかしくはない。やはり神頼み、運の力も必要だろう。




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