不動産トピックス
第4回ビル経営アワードノミネート「スリーエフ南青山ビルディング」
2018.05.28 11:07
ノミネートNo.2
スリーエフ南青山ビルディング
所在地:東京都港区南青山6-11-1
建物規模:地上9階地下2階塔屋2階
構造:SRC造
所有者:スリーエフ不動産
「表参道」駅から徒歩8分。骨董通りと駒沢通りが交差する角地に立地するのが「スリーエフ南青山ビルディング」。竣工から33年となるが、立地はもとより、建物のグレード感も相まって満室稼働する。
同ビルでは昨年11月よりリニューアル工事を実施。1階部分の外壁をステンレスパネル、2階部分の外壁を全面カーテンウォールにした。4月末に完成となった。所有するスリーエフ不動産代表取締役の中澤慶人氏によると「昨年、2階の一区画に入居していた事務所テナントの移転が発生しました。これを機に2階の視認性の高さを生かして店舗仕様にするとにしました」とのこと。また導線もエントランスのみでなく、駒沢通り沿いに店舗専用の自動扉を設置、1階から2階への直通階段を設けた。「ショールームを意識しました。入居するテナントの魅力向上とともに、ビルのブランディングにも寄与してほしい」(中澤氏)
工期は約6カ月。「顧客満足度100%のビル経営」を掲げる同社は毎年、所有するビルで小規模な修繕からリニューアルなどを実施している。同社が保有している「日本橋NYビル」のワンフロアで最近入居していたテナントが移転。こちらについても近日中にリニューアルを予定している。
今回はこれまでのリニューアルと比較しても規模の大きいもの。コストも相応にかかっているが、そのぶん効果は絶大だ。中澤氏は「リニューアル実施中から問い合わせが多く入り、総数は300件超あった」と話す。なかにはIT系企業から店舗仕様のまま店舗賃料でオフィスとして賃借したいという申し出もあったようだ。
「多くの引き合いのなかから諸々の条件や『ブランディング』という用件を勘案して、ウェディングドレスショップが入居することになりました。8月末に開業予定です」(中澤氏)。
新しい賑わいが生まれそうだ。
スリーエフ不動産 代表取締役 中澤慶人氏
・工期は約6カ月。
・募集した階店舗区画は総数300件超の引き合いが来た。
・「顧客満足度100%のビル経営」を掲げる同社では今後も定期的にリニューアルを実施予定。直近では所有の「日本橋NYビル」でも予定。
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