不動産トピックス

第4回ビル経営アワードノミネート「大光社ビル」

2018.09.18 13:58

ノミネートNo.7
大光社ビル
所在地:東京都江東区白河2-10-4
規模:地上6階
竣工:1994年
所有者:大光社印刷
ビル所有者の大光社印刷は1994年に本社ビルを竣工し、工場設備も増設。2016年にはカラーオンデマンド機を増設した。取引先は主に官公庁や上場企業。現在は企画・営業・デザイン・印刷・製本・梱包・発送までを請け負う。2008年にはプライバシーマーク取得。
 大通り(清洲橋通り)に面する大光社印刷ビルは壁面が青と鮮やかな山吹色のカラーでひときわ目を引く。
 近隣には東京都現代美術館もあり、また近年は「カフェとアートの街」の清澄白河には休日ともなるとカフェ巡りの若者の来訪者も多く、「インスタ映え」する同ビルの写真を撮る観光客も多い。
 長年この街の移り変わりを見守ってきた代表取締役の櫻井氏は、「昔の飲み屋通りだったころの深川の賑わいとは全く雰囲気が変わったが、人通りで賑わうのは良いことだ」と、ビル外観のインスタ等SNS掲載も歓迎のようだ。
 外装を現在の色にリニューアルしたのは昨年夏。それまでは先代社長の好きな緑と白だったが、「せっかくなら派手な色にしてはどうか」と社員のデザイナーと案を出し合い、現在の青(東側の壁面)と黄色(外階段部分および正面の壁の一部)になった。
 光触媒を使用しているため降雨の度に汚れが落ちて鮮やかな色合いが引き立つ。ビル内にはエレベーターも1基あるが好んで外の黄色い階段を使う来訪者もあり。
 清洲橋通りの東方面(錦糸町方面)から来ると「青いビル」、逆に西方面(日本橋方面)からは「黄色いビル」に見えるようにあえて設計し遊び心を見せるが、セキュリティは24時間稼働のシステムを設置し、オフィス機能面でも優れている。

○社名の由来は創業者である先代社長が「大きく光輝ける会社となれ」の心意気で決定したという。

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