不動産トピックス
第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介「政策から考察する今後の不動産経営~フローからストックへ」
2018.10.01 18:10
不動産オーナーが保有する大切な資産を大地震などから守るためには的確な耐震補強工事を施すに限る。しかし耐震診断や耐震補強工事を行うには、相応の費用を要し、また借入れも必要になる。かと言って耐震補強をせずに放置したままでは、資産価値の低下も懸念される。そんな苦悩を抱えたオーナーが多い昨今、新時代の戦略的ビル経営に繋がるパネルディスカッションが、「第20回 不動産ソリューションフェア」の2日目、17日の13時から開催されることを御存じだろうか。その名もパネルディスカッション「政策から考察する今後の不動産経営~フローからストックへ」だ。
今回開催されるパネルディスカッションには、3つのキーワードがある。それは「(1)不動産・住宅政策、(2)ストック活用、(3)耐震」だ。特に賃貸住宅に関連する制度の整備と不動産投資の機会創出や資産価値を高める施策に従事し、住宅宿泊事業法案の成立にも関わった国土交通省総合政策局政策課長の中田裕人氏が登壇を予定。加えて住宅のリフォーム関連融資に精通する住宅金融支援機構まちづくり業務部長・城野敏江氏。従来の耐震補強工事とは違う、テナントや入所者が居ながらの状態で補強工事が可能な「ジャスパック耐震工法」を全国展開しているレトロフィットジャパン協会理事長の阿部秀幸氏。そしてコーディネーターを務めるのが、賃貸住宅オーナーの全国団体である全国賃貸住宅経営者協会連合会理事・事務局長の稲本昭二氏となる。
また今回のパネルディスカッションでは「ストック活用事例」についても、紹介する予定だ。特に、耐震補強工事を行うだけでなく、不動産に関するプロの目線から提案する事例も参考になれば幸いだ。今回の「不動産ソリューションフェア」に出展予定のサンヨーホーム協賛で行われるパネルディスカッション。この機会に是非とも聴講してみてはいかがか。