不動産トピックス

第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介・AIでトイレ使用を把握

2018.10.09 17:35

 今回が初出展のエスト(静岡県浜松市)は、AIを利用した高機能システムを出展する。  特に注目されるのがトイレ使用状況の表示システムだ。主にオフィスビルでの使用を想定した「トイレの見張り番」は、IoTセンサーを駆使し、クラウドとAI利用して、トイレの個室の空き状況を正確に把握し、離れた場所からスマホ画面で確認できるシステム。11月5日発売予定の新製品だ。
 代表の白鳥進氏は、「『最新テクノロジーを使いやすく』を念頭に開発しました。スマホでQRコードを読み取るだけで離れた場所にあるトイレの個室がいくつ使用中なのかが簡単に分かるので、オフィスでの無駄な離席がなくなり、生産性向上にもつながります。微動検知センサーや測距センサー等を用いており精度も非常に高いものです。取り付けも簡単ですし、ぜひオフィスビルで設置してほしいと思います」と話す。
 ほかに見守り支援の孤独死防止システム、高齢者施設向け在宅医療支援システム、スマートフォンからのエアコン制御システムを出展予定。




週刊不動産経営編集部  YouTube