不動産トピックス

第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介「Jリート市場の現状と魅力」

2018.10.09 17:43

講師:いちご投資顧問 代表執行役社長 織井渉氏
10月16日 14時10分~15時 F会場

人生100年時代の長期資産運用に最適なJリート いちごの取り組みも紹介
 人生100年時代と言われるなかで長期の資産運用が重要となっている。そこで注目したい市場がJリートだ。
 今回の不動産ソリューションフェアの1日目、10月16日14時10分~15時00分F会場にていちご投資顧問代表執行役社長、織井渉氏が「Jリート市場の現状と魅力」と題して講演を行う。東証REIT指数は1750付近で足踏みするなかで、個人投資家に向けてJリート投資の魅力を伝える。
 織井氏は現在のJリート市場全体について「ミドルリスク・ミドルリターンの投資のひとつとして認知は広まってきている」と話す。市場全体の平均分配金利回りは10月3日現在で4・15%。現物不動産ほどのリスクを負うことなく、かつ国債ほどの低リターンでもないことが投資家の支持を集める。現物不動産と比較したときの魅力としては、流動性が高いことも挙げられる。
 一方で現在60の銘柄が上場し、「アクティブな選び方が難しくなっている」とも指摘する。そのため、資産規模やスポンサー会社での選択になりがち。各銘柄が運用物件の価値向上に向けた施策などに目が向けられていない。
 「当社ではオフィス、ホテル双方のリートを運用していて、指数を上回る評価を頂いていますが、その背景には物件価値向上に向けた取り組みがあると考えています。今回の講演ではこのような取り組みについてもご説明していきます」(織井氏)
 Jリート投資家はもとより、いちごの付加価値向上の取り組みを知りたいオーナーにとても聞いておきたいセミナーだ。




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