不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2018.12.03 16:55
■「下北沢は若年層に人気の街ですが年配の人も気軽に訪れており、『武蔵屋画廊』もそのような人をターゲットに展開しています」と語るのは、下北沢で貸スペース&画廊を展開する武蔵屋画廊・代表の関田寛氏だ。
画廊内は落ち着いた「大人の雰囲気」を表現しているが、参加する商店街のイベント時に利用したいという問い合わせも多く寄せられる。利用者は世田谷区内だけでなく周辺地区から訪れる人もおり、また美術展や個展だけでなく会議室やパーティー会場といった多目的空間としても利用可能だ。商店街のイベントにできる限り参加することで街の活性化・画廊の宣伝にも繋げたい姿勢だ。
■「気が付いたら高稼働で、現在もその稼働率を維持しております」と語るのは、「朝日ビル」を所有する東洋リンクス(東京都千代田区)総務部不動産管理担当の武田太郎氏だ。 同ビルは、東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩3分に位置するオフィスビル。近隣も同ビルと同じ規模のテナントビルが集積し、どれも稼働率は高い。そんな中、東洋リンクスは「朝日ビル」の2階にトランクルームのスペースをつくる。0・5帖~2・0帖が中心のトランクルームで、主な利用者は入居テナントや近隣住民など。
また同ビル1階に設置された月極め駐輪場を活用した駐輪サービスも一緒に生かして集客も成功している。
武田氏は「周辺地域のニーズに応えたトランクルームと駐輪サービス、また3階には貸会議室もございますので、上手く近隣利用者とマッチすることで、非常に利便性の高い内容と思います」と語った。
■丸の内と有楽町を繋ぐ位置に、新たに竣工した「丸の内二重橋ビル」。先月8日には商業ゾーン「二重橋スクエア」がオープンし、多くの人で賑わった。その中でも一際注目を集めるのが、「Morton's The Steakhouse Marunouchi」。
「Morton's(モートンズ)」と聞いて感づいた人は立派な食通だ。というのも同店舗はシカゴ発の老舗ステーキハウスで、アメリカはもちろん、他の国でも名の知れた人気店である。アメリカ農務省に最上級品質と認定された「プライムグレード」の牛肉を21~28日間熟成させ、500度以上のオーブンで焼き上げて提供。「芳醇な肉汁が口いっぱいに広がる」ことは、想像に容易いだろう。
その「Morton's」が日本初進出の場所として選んだのが「二重橋スクエア」。丸の内や有楽町・日比谷近辺を堪能した後に、同店に立ち寄ってステーキを堪能することは夢のようだ。ちなみに弊紙記者は、記者向けの内覧会でせっかく食べることができるチャンスがあったにも関わらず、変に遠慮し食べなかった。悔やんでも悔やみきれないとはこのことだ。