不動産トピックス
第21回不動産ソリューションフェア見どころ・【ブース出展】JARECO 国際不動産カレッジ
2019.07.08 16:15
JARECO国際不動産カレッジ、昨年に引き続き出展
国際不動産スペシャリスト資格、不動産翻訳システムツールを紹介
国内唯一の国際不動産総合スクール「国際不動産カレッジ不動産英語塾」を展開しているJARECO国際不動産カレッジ(東京都港区)が昨年に続き出展する。
杉浦氏は様々なセミナーにて「2019年は不動産業界の皆様が国際化に対応していくための重要な1年になる」と警鐘を鳴らす。9月から開催されるラグビーW杯を皮切りにして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへと続き、2025年には大阪での万博開催が決定。訪日観光客は2018年に3000万人をクリアし、4000万人の目標達成に向けあとひと押しとなっている。不動産業界でも海外の影響が増している。投資などはもちろんだが、中長期滞在するビジネスインバウンドや留学生も増加。仲介の現場でも「海外の方からの問い合わせが増えている」のが現状だ。「世界の標準語である英語と、13億人以上が使用する中国語が使用できるか否かは、日本で不動産業を成長させていくための成否を分けるでしょう」と指摘する。
今回の出展ブースでは
これらの時代の変化に対応していくための2つのコンテンツを紹介していく。
コンテンツのひとつは同カレッジが現在開講している不動産語学講座及び国際不動産資格講座だ。不動産英会話や中国語会話に関する各種講座や全米リアルター協会公認世界50ヶ国4500名超のネットワークに参加が可能となる「第5期国際不動産スペシャリストCISP資格講座(7月スタート)」及び9月にスタートする日本初開催「住宅不動産スペシャリストCRS資格講座」や海外への安全な不動産投資を理解、コンサルティングが可能な「米国不動産投資マスター資格講座」「米国不動産投資コンサルタント資格講座」などの案内などを行っていく。「講師は不動産英語や海外不動産実務に精通したプロの方が務めており、これまで延べ約3000人の方に受講していただいています。関心のある方にはブースで講座の紹介を行っていきます」(杉浦氏)。
もうひとつのコンテンツは4月より展開している業務ツールサイト「不動産翻訳」の紹介だ。このツールは同カレッジの受講生2人が設立したスリーステージ(東京都港区)が開発。国際不動産カレッジもツールの開発にあたって協力してきた。このツールを活用することで、たとえば日本語の物件情報を入力するだけで売買概要書や賃貸図面、重要事項説明書、契約書類の雛型が英語・中国語(繁体・簡体)に変換されExcel形式でPDF化してダウンロードできる。また実際に海外の投資家や賃貸物件を探す外国人の方などが店舗に来たときの不動産英会話や中国語会話などの参考となる事例集コンテンツも収録している。「4月の展開以降、徐々に利用して頂いていますが、まだまだ触れられていない方も多いと思います。不動産ソリューションフェアで実際に試してもらうことで、利便性を是非体験し、国際不動産分野での働き方改革に通じる業務時間短縮ツールとしてご活用いただきたい」(杉浦氏)。