不動産トピックス
第21回不動産ソリューションフェア見どころ・【セミナー】中小ビルオーナー必見!高利回り狙えるホテル運営実例を紹介
2019.09.17 18:08
「『小さな土地や建物』でも有効活用できるスマートホテル」
9月19日(木)14時10分~15時00分 F会場
SQUEEZE(東京都港区)代表取締役CEOの舘林真一氏が不動産ソリューションフェア1日目、9月19日14時10分~15時00分F会場にて「『小さな土地や建物』でも有効活用できるスマートホテル」と題したセミナーを行う。
同社は創業以来ホテル省人化・無人化ツールの「Suitebook」を展開。幅広い宿泊施設業界のプレイヤーからの支持を得てきた。大手デベロッパーとの協業や資金調達も業界内で最大規模の13億円を調達している。
そのSQUEEZEが2017年より展開しているスマートホテル「Minn」。スナックビルや倉庫のリノベーション、狭小地での新築などを実施してきた。今回のセミナーではこの新たな活用事例について紹介する。
「Minn」は2017年より展開を始め、現在6棟開設している。3人以上のグループがひとつの部屋に泊まれることがポイントで、内装は居住空間のような快適なつくりとなっている。
宿泊者層の主なターゲットはインバウンド。インバウンドは東アジアの観光客が7割を占めていて、そのなかの6割超が3人以上のグループで来る。代表取締役CEOの舘林真一氏は「これまで3人以上がひとつの部屋に泊まれるホテルはシティホテルか旅館しか選択肢がなく、都心立地でリーズナブルな価格帯での供給はありませんでした」と話す。「Minn」はその間隙を突いた。
同社は「Minn」を展開するにあたって基本としているのは、「賃貸以上の高い利回りでの提案」ができることだという。これまでの実績ベースでGOP(営業総利益)は50~60%。平均20%といわれるなかで、はるかに上回る数字を出している。利回りに関しても「初期コストがかかる新築案件でも7%ほど見込むことができます」という。これを可能にしているのが自社開発の「Suitebook」。人件費などのコストを削れることで、この水準を確保している。
「今回のセミナーでは『Minn』のこれまでの実績や、『Suitebook』活用によってどれくらいの利回りを達成できているかについて、実例をベースにお話します。今後、人口減少が続く中で賃貸アパートなどでの活用は難しさがあります。そのなかで新たな活用方法をご紹介していきます」(舘林氏)
レッドオーシャンのホテル市場のなかで、空白地帯というブルーオーシャンに打って出たSQUEEZE。ビルオーナーはホテル市場の「最後のブルーオーシャン」を是非とも聴講しておきたい。