不動産トピックス

編集後記

2019.10.28 11:10

 不動産投資型クラウドファンディングが日本で出芽したのは、記憶が正しければ2014年頃。不動産を担保としたソーシャルレンディングがぽつぽつと出ていた。今、ネガティブな話題を提供する「maneo」グループもその初期に登場している。新興業界だからこそ問題も噴出する。投資家の信頼を得られなければいずれは淘汰されるだろう。ただ一方で気がかりなのは法制度。金商法からの流れは一気に減っている。ある事業者は「1年くらい待たされている」と話す。厳格な審査もまた業界秩序の向上に役立つ。一方でイノベーションの芽を育てる努力も必要だろう。(萩原)




週刊不動産経営編集部  YouTube