不動産トピックス
日本橋特集 街を彩る名店探訪 東京洋菓子倶楽部
2020.01.06 11:50
浜町 洋菓子店「東京洋菓子倶楽部」 一人でも多くの方へお菓子を
都営新宿線「浜町」駅から徒歩1分、金座通り沿いのビル1階にある「東京洋菓子倶楽部」は、1987年開業。33年目を迎える洋菓子店。約39坪のフロアを製造部門と喫茶・店舗部門として使用している。店内は甘い香りが漂い、広めのカウンターにホールケーキや生菓子、焼き菓子が数多く陳列されている。内装はベルギー製のシャンデリアにステンドグラス、白と茶を基調にした清潔感あふれる店内は落ち着いた雰囲気。人気のモンブランは和栗を使用した上品な甘さが特長。定番のシュークリームなど、午前中に売り切れることも多いという。店舗で使用する茶器はイギリスのウェッジウッド製を使用し、優雅なティータイムを演出。
近隣の住民やワーカー以外にも地方ファンも多く、通信販売も人気。創業は1970年頃に遡る。会長の木村ヨシ子氏の夫である木村修氏のチョコレート研究のためのスイス留学を機に、日本で他店に先駆けて「トリュフショコラ」を取り入れ、全国で指導も行った。新製品への取り組みにも熱心で、近年はおからを材料にする焼き菓子などヘルシー系スイーツも開拓。店舗の入居するビルの2階にある約100名収容の貸しホールでは、クラシックコンサート等も開催することもある。
「日本橋には昔からの大店の皆様も多くいらっしゃいます。『日本橋倶楽部』にも入会し、お勉強させて頂いています。今後も、1人でも多くの皆様に当店の洋菓子を召し上がってほしいと願っています」(木村氏)。