不動産トピックス
今週の一冊
2021.01.18 11:59
無駄な仕事どうなくすか
オフィスの業務改善100の法則
著者:松井 順一/佐久間 陽子
発行:2020年8月30日
発行所:日本能率協会マネジメントセンター
価格:1500円(税別)
「プロセスの共有化で仕事の異常が発見できる」、「何でも抱え込んでしまう人は、相談を心がける」、「認識が他の人とずれる人は、協働を心がける」と、100の法則が詰め込まれた本書。全部実行できれば、夢のような効率の良い会社になるだろう。だが現実には難しいモノなのだ。「きちんとしよう」と頭では分かっていても社風次第、管理職次第で士気もなくなるものだ。低賃金で負担が多ければきちんとする余裕もない、会社は貢献ばかり求め効率化を全く無視、となれば業務改善などバカバカしい、となりがちだ。そもそも業務分担が無茶、いや適材適所なのかと、言いたいことは山とあろう。とはいえ、大量の事務処理に埋もれている方には一度目を通してほしい。せめて目の前の業務をまず片付けよう。