不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2011.08.01 15:38

■三菱地所グループのロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(東京都千代田区)は、「ロイヤルパークホテル ザ 名古屋」の概要と開業時期を発表した。同ホテルはJR「名古屋」駅より徒歩5分、桜通りに面する利便性に優れた立地にあり、ホテルは地上2階から12階を使用。客室数は約170室。開業は平成25年秋を予定している。
 計画建物は日東エフシー(名古屋市港区)が「NFC名駅ビル」の建替え事業として再開発するもので、その大半をロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが賃借し、出店する。

■三井不動産(東京都中央区)は、中国・広東省広州市に現地法人を設立し、8月22日より営業開始すると発表した。同社によると今回の現地法人設立は、中国華南エリアでの事業機会獲得に向けた体制を強化するためとしている。
 同社グループは今後も、上海、北京および広州の現地法人を起点に、中国の主要都市において商業施設、分譲住宅や、同社の強みである複合開発などを積極的に展開するとしている。

■サンケイビル(東京都千代田区)などが参画する西梅田打ち水プロジェクト実行委員会は5日、大阪市北区の「ブリーゼタワー」、「ハービスPLAZA」周辺にて「西梅田打ち水プロジェクト2011」を開催する。
 第3回目となる今回は、電力不足対策への取り組みとしてピークカット節電に着目。電力需要のピーク時に各種イベントを開催し、参加者の家庭でのエアコン使用量をカットするという目的で開催される。

■野村不動産オフィスファンド投資法人(東京都新宿区)は7月22日、中央区京橋の「セントラル京橋ビル」ならびに新宿区荒木町の「サンワールド四谷ビル」の譲渡を決定した。譲渡価格は「セントラル京橋ビル」が26億5000万円、「サンワールド四谷ビル」が6億8000万円となっており、譲渡先は両物件とも非開示である。  同投資法人によると、今回の譲渡は将来的な収益見通し、資産価値の増減及び現時点での価額等を総合的に判断し、決定したとしている。また、両物件の譲渡は、ポートフォリオの強化に向けた取得余力の創出にも寄与するとしている。

■イオンモール(千葉市美浜区)は7月22日、福岡県福津市においてショッピングセンター「(仮称)イオンモール福津」を着工した。
 同施設は福岡市と北九州市の中間に位置する福津市のまちづくりの核として開発が進む「福間」駅東土地整理事業内に位置している。同施設の敷地面積は約14万㎡、延床面積は約11万1000㎡。建物規模は地上5階建てとなっている。施設は総合スーパーと大型専門店及びシネマコンプレックスなどの核店舗を両端に配置し、その両核をつなぐ構造。モール部分にはファッション、雑貨、飲食、サービスなど約150店舗以上の専門店が入居する。なお、開業は平成24年春を予定している。




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