不動産トピックス

第23回不動産ソリューションフェア 注目の出展企業・セミナー紹介【山下PMC】

2021.08.10 11:11

 ビルオーナーが業務や法律に関わる最新情報を常にキャッチしておくことで、将来の経営戦略を練っていくことが可能となる。不動産ソリューションフェアではブース、セミナーで最新の情報をプロがお伝えする。今回、紹介するのは業務効率化を支援するクラウドサービスと、民法改正などを取り扱うセミナーだ。

【ブース出展】山下PMC
今春発表の2つのクラウドサービスで不動産業界の業務効率化を提案へ
【セミナー】
「建設・不動産業界の『技術革新』効率化支援のクラウドサービスBEAMap/b-platform」
9月15日~16日(両日)14:20~15:10

 山下PMC(東京都中央区)が第23回不動産ソリューションフェアに出展する。
 同社は建築におけるプロジェクトマネジメント/コンストラクションマネジメント事業を行っている。不動産ソリューションフェアでは今年新たに取り組みをスタートさせた、「b―platformR」や「BEAMapR」について紹介していく。
 「b―platformR」と「BEAMapR」は今春リリースしたクラウド型サービス事業だ。双方ともに、建築・不動産領域において人の作業を効率化して、そこに割かれていた時間をより付加価値の高い業務に当てて、不動産事業の収支性を向上させようというものだ。
 「b―platformR」ではビルの内外を360度カメラで撮影し、それらの画像に各種図面、検討資料や修繕履歴、建物に設置している機器の情報などをひもづけることができる。たとえばビルオーナーにとって重要な検査済証や竣工図などをクラウド上にアップロードしておくことで情報の紛失に煩わされることなく、それらの情報を経営資源として活用していくことが可能だ。
 「BEAMapR」は建物の自動規模算出と、それに応じた不動産事業収支を連携させた。これにより、計画地での建築法規制を満たす建物規模の算出(ボリューム検討)、周辺の賃料相場把握、事業収支計画作成など、これまで複数の専門家が共同して行っていた作業を、一定の精度でクラウド上でワンストップで実現する。
 ビルオーナーにとってビル経営、そして建て替えを検討する場面などでも活用することのできる、2つのサービス。ブースではこれらのデモ体験が可能だ。
 またこれらのサービス開発の責任者である、取締役専務執行役員の木下雅幸氏によるセミナーも開催する。テーマは「建設・不動産業界の『技術革新』 効率化支援のクラウドサービスBEAMap/b―platform」。両日14時20分~15時10分で、ともにC会場にて開催する。2つのサービスの具体的な機能や、これまでの利用者がどのように使用したかなどの実用事例が聞ける。ビルオーナーやデベロッパーをはじめとした不動産業界関係者はもちろんのこと、関連業界関係者にとっても有益な情報を聞くことができそうだ。




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