不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2021.08.23 10:21
■今年の5月17日発行号から、四コマ漫画を使用した連載コラム「こんなとき!レンタルLEDの利用で賢いビル運営」を執筆していたエナジーセーブ(東京都港区)代表取締役の桝田雄三氏。同社が展開している省エネ機器のレンタルサービス「グリーンレントサービス」、特にLED照明や管球のレンタルサービスをについて、過去に携わった照明のLED化の実例も交え「レンタルLEDとはどういうサービスか」や「どのような場合にレンタルLEDが役に立つのか」という点を記載してきた。
だが桝田氏は「まだまだネタはある」と執筆の意欲を見せる。桝田氏は「コラムを読まれた方は、ある程度の理解が得られたのではないかと存じます。ですが、まだお得な情報や具体例等があり、新シリーズは『レンタルLED』に関するテーマを扱いながら、数字を明記した具体的な事例を『実際にいくらコストが掛かり、いくらメリットがあったか』というような内容で紹介したいと考えております」とのこと。前回同様、隔週6回連載を念頭においており、9月20日発行号から掲載を予定する。
■8月9日発行号の「貸ビル街探訪 日比谷・内幸町編」において、同エリアのオフィス市況を大和不動産鑑定(東京都千代田区)に取材した際に軽く話題となったのは、高機能なスペックを強みとした中規模オフィスビルシリーズが現在好調なこと。野村不動産(東京都新宿区)の「PMO」や日鉄興和不動産(東京都港区)の「BIZCORE」、サンケイビル(東京都千代田区)の「S―GATE」、三菱地所(東京都千代田区)の「CIRCLES」など中規模オフィスビルシリースの需要は高い。中には大きく借りていた床を解約して、賃貸面積は縮小するもののオフィス環境の良いビル(同オフィスビル)を求めて移転するケースもある。環境性能が高く、BCP対策も充実。今後も需要が高いようであれば、中規模オフィスビルのシリース展開は益々加速していく様子が見られた。
■ヤングトラスト(さいたま市大宮区)が提供する、水道管に接続し水道水や井戸水などを活性化させる超磁場活水器「コスモス」。半永久的に効果が持続するネオジム磁石を使用し、電子(マイナスイオン)を水に与え活性化させる活水器である。このコスモスを紙面に掲載してから、複数の管理会社や水道管のメンテナンスも手掛ける企業から、連絡があったとのことだ。
同製品は水道管の内側と外側に設置し磁石の間の距離を、管の壁面の極限まで狭めることで大きな電力を発生させる。水に含まれる鉄やカルシウム等のミネラルが電子に付着することで、水道水がマイナスの電荷を持った水となる。結果、配管内の酸化防止やトイレの便器に付着する尿石を防ぐことになる。半永久的に効果が持続するネオジム磁石を使用するため、外部から電気や熱などを与えることなく継続して使用可能だ。代表取締役の小林栄子氏は「活生化された水にはアンモニア臭や腐敗臭などを取る『消臭力』や汚れを取る『洗浄力』などがあります。メンテナンスフリーにもなる点が魅力です」と語る。