不動産トピックス
第23回不動産ソリューションフェア 注目の出展企業・セミナー紹介【国際不動産カレッジ&不動産翻訳】
2021.09.06 11:15
展示会の開催まで2週間を切った。出展企業とセミナーは出揃い、HPでは聴講の受付も開始している。今年は特にコロナ禍を見据えた、今後のマーケット動向やビル経営に役立つノウハウ等を把握できるセミナー、また魅力的な製品・サービス等を体感できるブースが多い。入念な感染症対策を施しているので、是非足を運んでほしい。
【ブース出展】国際不動産カレッジ&不動産翻訳
ブースでは9月からの開講講座を一挙紹介 「メタバース」をテーマにセミナーも開催
【セミナー】国際不動産カレッジ 代表 杉浦隼城氏
「不動産業界初!日本上陸メタバースシステムによる不動産特化ヴァーチャルキャンパスとは?」
9月16日(木)14:20~15:10 D会場
不動産ソリューションフェアでは不動産会社の売上向上に役立つヒントや、個々の社員のレベルアップにつながる展示や情報も多い。不動産業界向けの社会人学校で、国際不動産総合スクールの国際不動産カレッジ(東京都港区)が今年も出展ならびにセミナー講演を行う。
出展ブースでは9月1日より開講した第14期カリキュラムを紹介する。今期よりコースを刷新した。グローバル不動産学科、グローバルコミュニケーション学科、ビジネス語学学科の3学科体制とした。他にも全米リアルター協会や米国住宅協会の公認資格などの講座を行う資格講座、カレッジ講師が担当するパーソナルレッスンスクール、学科講義動画などの多彩なコンテンツを自由に視聴できる動画スクールなどがある。
コースを刷新したなかで、これまでにはなかったような講座も揃えた。たとえば「グローバルリアルエステート投資家対応英語講座」。不動産ファンド現役マネージャーの竹井史代氏と国際不動産弁護士のクリス・ホジェンス氏が講師となる。ファンドマネージャーやAM担当などを対象とする。国際不動産カレッジ代表の杉浦隼城氏は「以前、金融機関での社員研修のためにアレンジした講座で、非常に好評を博しました。その講座をカレッジにて開催します」と紹介する。
また『ハーバード式不動産投資術』の著者であり、KUROFUNE Design Holdings Inc代表取締役CEOの上田真路氏が書籍タイトルを講座名にしたスペシャル講座も提供する。話題の著者がハーバードで学んできた知見とノウハウを12回の講座に凝縮させる。
ほかにも英語でのビジネス経験者や学識者などを講師陣に揃えたグローバルコミュニケーション学科講座やネイティブ英語講師によるイングリッシュレクチャーライブ講座、ビジネス基礎英語&英文メール講座など多彩なラインアップを揃えている。
ブースではこれらの講座の紹介に加えて、日本初の不動産特化型の翻訳・業務効率化ツールの「不動産翻訳」の紹介も行う。今期より、国際不動産カレッジ受講者は不動産翻訳を利用することが可能となっている。
一方、9月16日14時20分~15時10分D会場にて行うセミナー、「不動産業界初!日本上陸メタバースシステムによる不動産特化ヴァーチャルキャンパスとは?」と題して、杉浦氏と、ガイアリンク取締役副社長の千野将氏がオンラインにて登壇する。不動産カレッジでは今期よりいつでも利用可能なヴァーチャルキャンパスを開講した。コロナ禍で非対面や非接触が求められる中で、インターネット上に構築された仮想の三次元空間(メタバース)内で自分の分身となるアバターを通してセミナーを聞いたり、雑談したり、個別ミーティング、レクリエーションも可能となっている。
このシステムを提供したガイアリンクの千野副社長もZoomにて出演。不動産業界での「メタバース」について、国際不動産カレッジや海外の事例などを交えながら、これからの活用可能性を探っていく。
国際的な不動産業務に取り組むチャンスをつかみながら、これからの業界のトレンドも先取りできる絶好の機会となるだろう。