不動産トピックス
【第26回不動産ソリューションフェアみどころ紹介】パネルディスカッション・「足元から」はじめるサステナビリティとは?GHG削減に貢献するタイルカーペットの水平循環リサイクルについて
2024.11.18 16:36
パネルディスカッション・11月20日(水)D会場 14:10~15:00
「『足元から』はじめるサステナビリティとは?GHG削減に貢献するタイルカーペットの水平循環リサイクルについて」
昨年11月1日の「カーペットの日」に設立した日本リサイクルカーペット協会(東京都千代田区)。同協会が会員企業と一緒にサステナビリティについてディスカッションし、不動産業界に対しては水平循環リサイクルの意義も伝えるセミナーを開催する。
同協会はカーペットリサイクルの促進を目的に、使う人・回収する人・再生する人・作る人の4者が垣根を越えて一同に会する組織として誕生した。今年7月からはリサイクルタイルカーペットの品質基準となる「リサイクルカーペット認定」制度も開始。認定基準を設け、条件をクリアした商品を最適な方法で資源循環させていくことで、持続可能な社会の形成に貢献していく。
今回のパネルディスカッションでは協会設立の経緯についてもう少し詳しく説明しつつ、「タイルカーペットのリサイクルとは」や「使用済みタイルカーペットの行方」についても冒頭で語る。更に登壇企業からは、タイルカーペットリサイクルにおける取り組み事例などを紹介。開発の苦労話や発売当初の状況なども語る予定だ。
登壇する近藤忠稚会長は「ビルオーナー様やデベロッパー様、不動産事業者様、ビル管理会社様などが気になる項目に、リサイクルカーペットを採用することでの反響やメリット等があるかと思います。セミナーでは実際にリサイクルカーペットを採用したお客様の意見や反響、評価などを各社が話す予定です。各社の事例を聞くことでオーナー様も自社保有物件への導入イメージが描きやすいと思います。また新品のタイルカーペットを購入するのではなく、リサイクルカーペットを採用することでコストや手間を増やすことなく、環境負荷低減にもアピールできます。そのような内容を今後の展開なども交えて説明する予定です」と語った。現在会員企業は80社近くで、不動産事業者やデベロッパーの加盟も受け付けている。自社ビルで低コストに、環境をアピールしたいオーナーに好ましいセミナーだ。
<週刊不動産経営11月18日号より>
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