不動産トピックス
【第26回不動産ソリューションフェアみどころ紹介】出展/セミナー・環境・省エネルギー計算センター
2024.11.18 16:40
セミナー・11月21日(木)G会場 13:00~13:50
「建築物の環境認証(BELS、CASBEE等)の役割とその最新動向」
現代の建築物では環境性能認証の取得が対外的な物件の付加価値を測る上で必須となっている。日本国内ではBELS、CASBEE、DBJ Green Buildingの3つが主な環境認証となっており、それぞれ異なる評価基準に基づいて建築物の環境性能が評価される。これらの評価制度の活用は既存建築物にも適用可能で、賃貸目的のビル・マンションであれば収益力の向上にも期待がもてる取り組みである一方、認証取得を目指す場合には手間とコストを負担しなければならない。
今回、「第26回不動産ソリューションフェア」にブース出展を行う環境・省エネルギー計算センター(東京都豊島区)では、評価基準がそれぞれ異なる環境性能認証について、個々の建築物の特性に合致した認証取得へのコンサルティングサービスを提供している。
「BELS、CASBEE、DBJ Green Buildingは、評価する項目や対象となる建物用途がそれぞれ異なることから、なぜ環境性能認証を取得するのか目的を明確にした上で、その目的に合致する認証取得を目指すことが重要となります」
そう話すのは環境・省エネルギー計算センターの尾熨斗啓介社長である。今回の同社ブースでは、それぞれの環境性能認証の評価項目や評価方法、取得することのメリット・デメリット等について一覧表で分かりやすく解説。相談窓口では自社の方針や保有物件の特性に合わせた環境性能認証の取得に向けたサポートを提案する。
また、イベントでは尾熨斗氏による「建築物の環境認証(BELS、CASBEE等)の役割とその最新動向」と題したセミナー講演を実施する。不動産ファンドやアセットマネジメント会社の運営担当者をはじめ、不動産を所有・経営するオーナー層にとって物件の環境性能認証取得の第一歩となるセミナーとなるだろう。
なお、尾熨斗氏は今月末に著書「環境性能認証に対応できる『不動産・建築ESG』実践入門」の発行を予定している。本書では2025年から適用される新しい省エネ基準を詳しく解説するとともに、建築物によって異なる最適な環境性能認証を選ぶ際の基礎知識が詰まっている。これから認証取得を目指す際には必ずチェックしておきたい1冊だ。
<週刊不動産経営11月18日号より>
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