不動産トピックス

【第26回不動産ソリューションフェアみどころ紹介】パネルディスカッション・ウェルビーイング社会に望まれる健康住宅の新基準～健康は、住宅の資産価値を向上させる切り札となるか～

2024.11.18 15:45

パネルディスカッション・11月20日(水)D会場　15:20～16:10
「ウェルビーイング社会に望まれる健康住宅の新基準～健康は、住宅の資産価値を向上させる切り札となるか～」

　　山下ＰＭＣ（東京都中央区）が開発・提供する住宅向けの認証プログラム「健康住宅Ｌｉｖｅｌｙ７（ライブリーセブン）認証」。不動産ソリューションフェアでは、同認証の概要や取得するメリット、取得事例などを実際に聞くことができるセミナーを用意した。
　「健康住宅Ｌｉｖｅｌｙ７認証」は、ウェルビーイングに対する人々の関心に応え、心身の健康に寄与する快適な住環境に着目した認証プログラム。心身の望ましい状態に影響を及ぼす７つの領域を定義し、それらに寄与する住環境の新たな「ものさし」として提供開発されている。疲労医学、地域社会医学等の第一線で活躍する研究者・専門家で委員会を組成し、感覚、運動、認知、生体恒常性・代謝、活力、心の健康、衛生の７領域３０項目の評価項目が策定されている。様々なエビデンスや研究者・専門家の知見をもとに、信頼性のある基準を作成したことで、物件の魅力発信や住宅選びの一助になっている。
　今回のパネルディスカッションでは、「健康住宅Ｌｉｖｅｌｙ７認証」の開発に携わった専門家や、実際に認証を取得した物件のデベロッパーも登壇。実例をもとに、同認証の価値や魅力が分かるセミナーとなっている。特にウェルビーイングに対する関心の高まりを「自社の住宅開発や管理・運営、商品開発等に生かしたい」、「物件の差別化に繋げたい」、「物件価値の向上と顧客ニーズへの訴求を図りたい」と考える不動産デベロッパー、物件オーナー、施設管理・運営者、住宅設備メーカーなどには最適な催しとなっている。
　山下ＰＭＣは、セミナーを聴講するメリットを次のように紹介する。「物件価格やリフォーム費用の高騰などによって、従来以上に住み替えが難しい時代となってきている。老後までの長期的な視点で『住宅が人の健康に良い影響を与えうるか』という視点から、物件を評価する新たな『ものさし』の活用は住宅購入者に対し、住宅選びの新たな判断軸を提供する機会となる。生活者の健康への配慮とともに住宅開発や商品開発のイノベーションとして『健康住宅Ｌｉｖｅｌｙ７認証』の活用を検討する機会にしていただきたい」
　事業用不動産（事業用の賃貸物件）のセミナーが多い中、居住用に焦点を当てた数少ない魅力的なセミナーである。この機会に聴講しては如何か。
＜週刊不動産経営11月18日号より＞

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